コンピュータによる日本語学習者のインターネット日本語能力自動判定テストであるJ-CATは

2020年4月から新体制となって、一般社団法人日本語教育支援協会が主催します。

 

現在のJ-CATのHPはコチラ

http://www.j-cat.org/


 

1.J-CAT概要

J-CAT(Japanese computerized adaptive test)は一般的な日本語能力を測るテストです。コンピュータとインターネットを使って行います。J-CATは、202041日より、有料の検定試験になります。アダプティブテストを使っており、受験者の能力によって出題される問題が変化します。それぞれの受験者は異なった問題を解くことになりますが、点数は項目応答理論という方法によって保証されます。J-CATを実施するには、テスト会場としての認定が必要です。個人での受験はできません。

 

2.テスト実施機関

テスト会場は大学、専門学校、日本語学校など(以下受験団体と呼びます)から申請いただき、審査の上、認定します。以下、認定を受けた大学、専門学校、日本語学校などをテスト実施機関と呼びます。

 

3.J-CAT実施の流れ

1)テスト実施機関から日本語教育支援協会にテスト会場の認定申請を行ってください。日本語教育支援協会にお問い合わせいただければ申請書をお送りします。遅くとも最初のテスト実施の2か月前までに申請を行ってください。申請後1か月以内に認定結果をお知らせします。

2)テスト実施の1か月前まで受験者氏名一覧、テスト実施日時の情報を日本語教育支援協会に提出し、受験料をお振込みまたはpaypalでお支払いください。

3)テスト実施日時は複数日設定することができますが、7日間以上にわたって設定することはできません。例えば、木曜日、金曜日と次週の月曜日、火曜日にテスト実施日を設定した場合、6日間としてカウントされます。

4)受験料の支払いの確認後、日本語教育支援協会からテスト実施機関に受験者ごとの受験者ID・パスワードの一覧をお送りします。

5)テスト最終日の次の日を含む3営業日以内に、日本語教育支援協会は成績一覧をテスト実施機関に送付します。例えばテスト最終日が木曜日であれば、翌週火曜日までに送付します。

 

4.受験料

一人2000円(税別)です。受験者人数分をとりまとめてお支払いください。

*ただし2020年4月1日から1年間は一人1000円(税別)です。

受験料は原則前払いですが、請求書による後払いについては日本語教育支援協会にご相談ください。

 

5.キャンパスパック

キャンパスパックをご購入いただくと、テスト実施機関独自の受験サイトを日本語教育支援協会機関が構築します。これにより、受験団体が受験者にID・パスワードを発行し、受験日を決めて実施することができます。また、テスト実施機関の管理者が成績確認・管理ができます。その他については通常のJ-CATと同様です。

独自サイトは、クラウド上に日本語教育支援協会機関が構築し、そのURLをテスト実施機関にお知らせします。その管理者画面から、受験者にID・パスワードの発行と成績管理ができます。

 

料金:

300人パック:60万円(税別)*ただし2020年4月1日から1年間は30万円(税別)

500人パック:100万円(税別)*ただし2020年4月1日から1年間は50万円(税別)

*別途、独自サイト構築のための初期費用30万円(税別)が必要です。

 

6.実施方法の変更について

スタンドアローンによる実施は、事情により、当面、実施を凍結します。それに替えて、インターネットによる実施を検定試験としますのでセキュリテーの確保などの経費が増えます。そのため、受験料が当初予定一人1000円から2000円に変更になることをご了承ください。ただし、初年度は料金を一人1000円に据え置きます。ご理解のほどよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 


推薦の言葉

 世界との間のヒト・モノ・カネ・情報の流れを拡大する「グローバル戦略」が展開されています。それにともなって、国境を越えた大学間学術協定の締結や学生交流企画が増加し、母国で日本文化や日本語を学んでいる学生が、さらに高度で専門的な知識や能力を獲得するために、日本への留学を志しています。

 学生を受け入れる側は、多様な日本語能力を有する学生を対象にプレースメント・テストをはじめ、学習の節目で様々なテストを実施し、テスト結果から得られる情報に基づいて教育的判定や判断を行っています。日本語教師にとってテスト開発は膨大な労力と知力を投入することになります。にもかかわらず、作成されたテストは、実施の前後に各項目の特性、すなわち項目困難度や項目弁別力などを十分に検証することなく単体で存在し、テスト全体としてみても、信頼性や妥当性が問われることはほとんどなく、テスト問題は一度限りの使い捨てという現状があります。

 J-CATは、このような状況を打破するために、テストの問題をコンピュータ上で提示し、受験者の反応によって瞬時に適切なものを出題する、日本語テスト界では初めて開発され実用化された日本語適応型テストです。日本語教師によるテスト採点や集計の必要はなく、どこでもいつでも受験でき、テスト結果も瞬時に得られるというメリットを有しています。グローバル社会は、私たちにスピード感を求めてきます。その点で、J-CATは教育のグローバル化の中で信頼性と妥当性、そして実用性に優れた特性を持ったテストと言えるでしょう。これまでに多くの教育関係者が利用しその良さを認めています。私自身も日本語テストの一つとして、さらに多くの方々に利用され、グローバル社会における外国語能力評価の世界で大きく飛躍してくれることを願っています。

 

 

                          国際教養大学 専門職大学院教授

                          JaLESA顧問

                                                    

 


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